麻酔クリームは、痛みを和らげるために使われる便利なアイテムですが、中には「塗った後に腫れてしまった」「赤く腫れ上がって痛い」といったトラブルが起こることもあります。なぜ本来痛みを軽減するはずのクリームで腫れが発生するのでしょうか?
この記事では、麻酔クリームを塗った後に腫れてしまう原因や、すぐにできる対処法、今後の予防策について詳しく解説します。安全に使用するためのポイントも紹介するので、ぜひ参考にしてください。
麻酔クリームで腫れが起こる原因とは?
麻酔クリームを塗布した後に腫れが発生する原因はいくつか考えられます。自分の症状と照らし合わせながら、どの原因に当てはまるか確認してみましょう。
1. アレルギー反応(アナフィラキシーの可能性も)
麻酔クリームに含まれる リドカインやプリロカイン などの成分にアレルギーがある場合、皮膚が腫れたり、赤くなったりすることがあります。
アレルギー反応の主な症状
✔ 塗布部分が大きく腫れる
✔ かゆみや発疹が出る
✔ 皮膚の熱感やチクチクした痛み
✔ ひどい場合は、顔や喉の腫れ・呼吸困難(アナフィラキシーショック)
対処法:
• すぐに洗い流す(ぬるま湯で優しく洗い流す)
• 冷やして炎症を抑える(保冷剤をタオルで包んで当てる)
• 腫れがひどい場合は皮膚科を受診
• 呼吸が苦しい場合はすぐに救急受診(アナフィラキシーの可能性)
もし 過去に麻酔薬でアレルギー反応が出たことがある方 は、麻酔クリームの使用前に医師に相談することをおすすめします。
2. 皮膚の刺激による炎症(接触性皮膚炎)
敏感肌の方や乾燥肌の方は、麻酔クリームの成分によって肌が刺激を受け、炎症を起こして腫れることがあります。 これは 接触性皮膚炎 と呼ばれる症状で、麻酔成分だけでなく、クリームに含まれる 保存料やアルコール などの添加物が原因になることもあります。
症状の特徴:
✔ 塗った部分がピンクや赤く腫れる
✔ かゆみやチクチクした痛みを伴う
✔ 皮膚が乾燥してヒリヒリする
対処法:
• すぐに 洗い流す(強くこすらず優しく)
• 冷やして 炎症を鎮める
• 保湿剤(低刺激のもの)を塗って肌を落ち着かせる
• アルコールや香料が入っているスキンケア用品は避ける
3. 過剰な塗布や長時間の放置
麻酔クリームは適量を守って使用しないと、成分が過剰に浸透し、皮膚が反応して腫れてしまうことがあります。
✔ 厚く塗りすぎる
✔ ラップなどで密閉しすぎる
✔ 指定時間以上に長く放置する
といった行為をすると、皮膚に負担がかかり腫れることがあります。
対処法:
• 使用量を守る(多く塗っても効果が上がるわけではない)
• 密閉は適度に(特に敏感肌の人はラップの使用を避ける)
• 時間を守る(推奨時間以上の放置は逆効果)
4. 皮膚バリアが弱っている状態での使用
肌が敏感になっている状態(脱毛後・ピーリング後・日焼け後)に麻酔クリームを塗ると、刺激を受けやすくなり、腫れが出ることがあります。
特に注意が必要なケース:
✔ レーザー脱毛前後 の肌
✔ ピーリングやスクラブをした後 の肌
✔ 強い紫外線を浴びた直後
対処法:
• 肌が敏感になっているときは使用を控える
• 事前に パッチテスト を行い、反応をチェックする
腫れたときの対処法
もし麻酔クリームを塗って腫れてしまったら、以下の対応をすぐに行いましょう。
まずは洗い流す
• ぬるま湯で優しく洗い流す(熱いお湯は避ける)
• 石鹸やスクラブは使わない
冷やして炎症を抑える
• 清潔なタオルで 冷やした保冷剤 を包み、患部に当てる
• 直接氷を当てると刺激になるためNG
低刺激の保湿剤を塗る
• ワセリンやセラミド配合の保湿剤 で肌を落ち着かせる
• アルコールや香料の入ったスキンケアは避ける
症状が続く場合は医師に相談
• 赤みや腫れが長引く 場合は皮膚科を受診
• 呼吸が苦しくなる場合はすぐに救急へ(アレルギーの可能性)
麻酔クリームで腫れを防ぐための予防策
✔ パッチテストを行う(使用前に腕の内側に少量塗り、24時間様子を見る)
✔ 適量を守る(多く塗れば効果が強くなるわけではない)
✔ 指定時間を超えない(長時間放置しない)
✔ 敏感肌の人は低刺激タイプを選ぶ
✔ 脱毛後やピーリング後の肌には使用を控える
まとめ
麻酔クリームを塗った後に腫れが出る原因は、アレルギー反応・皮膚刺激・過剰な使用・肌状態の影響 などさまざまです。
腫れた場合はすぐに洗い流し、冷やして炎症を抑えることが大切! また、今後のトラブルを防ぐために、パッチテストを行い、自分の肌に合うか確認してから使用すること をおすすめします。
正しい使い方を守って、安全に麻酔クリームを活用しましょう!